| では、バンド別に見てみましょう。 3.5MHz：局数はUJYが勝っていますがQSOレートはUTPの方が少し良いようです。しかし朝夕振り分けて運用時間も長いUJYがマルチを多く稼いでいます。 7MHz：PHを中心に運用したのも功を奏し、QSO・レート(UJY 67QSO/h位, UTP 72QSO/h)共UTPが上回り、マルチは同じです。ウチの7Mは良く飛ぶので実は本人も不思議に思っているのですが、それにしても意外な結果です。しかし、1エリアからのレポートでは、UJYがSの振れはトップグループでUTPはそれよりは弱いグループだそうで、7MHｚでは電力の差はスコアとは相関関係が認められないと考えられそうです。 14/21MHz：こちらはモノに差がつきました。UJYは午前中のScを中心にロケ・電力・モノバンド八木の力を存分に発揮して能率よくQSO・マルチを稼いだ様子が伺えます。このころUTPは７MHｚで周波数の確保に必死でCQを連発していました,hi。昼からハイバンドに出ましたが能率の悪いオペとなっています。 28MHz〜1.2GHz：サンプルが少ないので考察からは除外します。 コンテストといえば、昔からハイパワー・ビッグアンテナと相場は決まっており、今回も設備の優れたUJYが勝利しました。しかし、その差は意外に小さいようです。特にパワーが勝負が常識のローバンドではほぼ均衡した結果となっており面白い比較結果が出たと思います。 しかしバンドがあまり混雑しないXPOの比較だけで結論を出すのはまだ早い。続いて全市全郡の結果を比較して見ましょう。 最後に、快くデータの提供に応じていただいた田中さんに御礼申し上げます。ありがとうございました。 |
