KCWA Contest 1998 (Dec
6) 最初に頂いた「通信簿」の内容にわからない事があったので質問したところ、集計に手違いがあったという葉書をいただいていました。結果はどう変わるのかな、と気になっていましたが、先日修正された結果が郵送されてきました。前回の6位から4位まで浮上し、ちょっとでだけ失地回復といった気分です。しかし相変わらず他局と比べて減点が多めみたいですので、もういちど分析と反省をしてみました。
注)コールサインとコンテストナンバーのミスコピー数。 no log は 25% で、QSO数を考えるとこんなものかな、という感じです。そんな中、JF2FIUさんの 21% はすばらしいです。ログを出す方とのQSO比率を増やすなんてことは不可能だと思っていましたが、この結果を見ると no log を減らす何らかの要素があるのかもしれません。 さて、問題となる Unmatch List の23QSOの内訳ですが
でした。 私のミスコピーは8QSOで残念ながらワースト1位です。これが半分くらいに減ればトップグループ入りです。特にシリアルナンバーの受信が雑のようで、こりゃ単に私が下手くそってことみたいです、ガックシ。もっと精進せねばなりませ〜ん! 一方、相手側のミスコピーも17QSOでこれまた他局より多い部類です。この数も各局バラツキがあることから、どうやら自分自身の運用に相手側のミスコピーを誘う要因がありそうです。要因としは、@信号が弱い、AQRMが多い周波数にいた、B速度が早過ぎる、C符号がわかり難い(zlogだから関係ないだろなぁ)、などなど考えられます。 ここで他局に目を向けると、相手側のミスコピーの少なさで特筆すべきは JR3KQJ さんで、わずか3QSOです。いつもの強力な電波に加え、当日はかなりゆったりした速度で運用されていたと思います。やはり、だれにでも正確にコピーしやすい送信が大切なんですね。見習わなければなりません。 逆に、JN2FCL/1さんの減点38QSOのうち自分のミスコピーは8QSOで、相手側のミスコピーが大部分を占めています。私の聞いた限りでは、かなり早い電信で運用されいたと思います。早いといってもDXコンテスト位なのですが、国内コンテストのゆったりした電信に慣れた参加者には少し早すぎてミスコピーを誘発する要因になったのではないかと想像できます。 これはまた私自身にも当てはまりることで、こうしたクロスチェックを行うコンテストでは、相手に確実にコピーさせる戦略も、また重要な要素であることがわかりました。 さて、こうして分析して自分の運用を反省できるところが KCWA や KCJ のすばらしいところです。しかし、審査の苦労は大変なものだと思います。敬意を表するとともに、今後もコンテスト愛好者の更なるレベルアップの為にも、このような厳格な審査を継続していただければと思います。 |